母の「愛猫が守ってくれたの」の一言が嬉しかった10月の月命日

月命日に供えるために選んだ、黄緑やオレンジなどのお花の花束 🐾ニャンとの日々
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もう月命日です。
月日の流れの速さを改めて実感しながら、9回目の日を迎えてしまいました。

今日水曜日はデイサービスへ通う日なのに、母は一緒に愛猫リアンの元へ行くつもりでいました。
雨キライの母が自ら慰霊碑へ向かおうとしている、
そして、
リアンのことを初めてあんなふうに話してくれた日でもありました。

雨の予報でも母と向かった月命日

午前は雨の予報。
それでも早くリアンの近くに行きたくて、朝の通勤ラッシュの時間をズラして出発。
前もって用意しておいたお花を持って母と60km離れた霊園へ向かいました。

霊園の駐車場で手に持った月命日のお花

慰霊碑の前までは一緒に行き、
お線香をあげて手を合わせてくれましたが、
足に痛みのある母は、
リアンの眠る慰霊碑の裏へは今回も来られませんでした。
「ここで待ってるね」と言う母を残して、
私ひとりで裏へ回り中へ入りました。

リアンの眠る地下に向かって、
「リアン、逢いに来たよ。おやつも持ってきたよ」

そう口にした途端、
(こんなに薄暗くて冷たいところにいるなんて。
どうしてリアンに逢いに来るのがここなの?)
現実を受け入れられず、寂しさが募って涙があふれて止まらない。
そう思いながらも慰霊碑の前で待っている母も気がかりで、
少しの時間だけそばにいて、
「また逢いに来るからね」とその場をあとにしました。

車のドアを閉めた直後に降り出した雨

雨が降り出す前の、厚い雲に覆われた霊園の空

母の手を引いて車に戻ったときです。
助手席に母を乗せている間に、大粒の雨がポツポツと降り出しました。

私が運転席のドアを閉めた、その途端。
雨が一気に本降りに。

雨キライの母のために、
リアンがぎりぎりまで降るのを待ってくれたかのよう。
(これは偶然なんかじゃない)

「リアン、雨から守ってくれてありがとね」
車の中から、自然とふたりで伝えました。

8月の月命日にも、お線香をあげている間だけ雨が止んでいたことがありました。
リアンに雨から守ってもらえたと感じたのは、これで2回目なんです。

初めて独りで慰霊碑へ来て涙が止まらなかった8月の月命日
愛猫の月命日、初めて一人で慰霊碑を訪れた日の記録です。カリカリとおやつを供えながら話しかけ、こらえきれずに涙があふれました。お盆の霊園で感じた、多くの人が同じ悲しみを抱えているという気づきも綴っています。

そのあとは土砂降りの大雨。
雷まで鳴り出したので、
雷を怖がる母のために、
早めに霊園をあとにしました。
でも、
私はまだ霊園にいたかった。
だから、
そのまま家に帰る気になれなくて。

母が父に話してくれた「守ってくれたの」

向かった先は、霊園のある地域のショッピングセンター。
納骨の日に、父と母と3人で訪れたところです。

霊園では傘を杖代わりにしていた母が、
今日、人生で初めて車椅子に乗りました。
私は片手で車椅子を押して、
もう片方の手にはリアンの小箱の入ったバッグを持って。
なんだか不思議な感覚でした。

母が歩ける範囲は、月を追うごとに狭まってきているように感じます。
リアンのそばにいたい。
でも、母のことも気にかかる。
どちらも大切で、どちらも諦めたくない。
それが私の本心です。

「買い物の帰りに土砂降りにあって、ずぶ濡れになったよ」

家に帰るなり、そう話す父。
すると母が、
嬉しそうに、
すごく誇らしげに

「私たちは運良く降られなかったよ。霊園で土砂降りになったけど、降られる前に車の中に戻れてね。リアンが守ってくれたの」

その言葉を聞いた瞬間、涙があふれそうでした。
リアンに守ってもらえたことも、
母が誇らしげに話してくれたことも、
とても嬉しかったんです。

「リアン、本当にありがとね。
やっぱりリアンは頼もしいね。
また来月、逢いに行くからね」

最後まで読んでくださってありがとうございます🍀

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