また、月命日が巡ってきてしまいました。
時を止めたくて仕方ない気持ちは、今も変わらないまま。
今日は、愛猫が埋葬されているこの慰霊碑に初めて一人で来ました。

お盆の時期だからでしょうか。
霊園には、途切れることなく来園者が行き来していて。
その様子を見ていると、
「大切な家族を失った悲しみを抱えているのは、私だけじゃないんだ」
そう思わせてもらえるような気がしました。
慰霊碑に手を合わせたあと、
その裏へ回って、
愛猫が納骨されている場所へ行きました。
「この地下にいるんだよね」
そう話しかけながら、その場にしゃがみ込みました。
持ってきたカリカリとおやつを出して、
「リアン、ごはんとおやつ持ってきたよ」
「今、何してるの?」
「楽しく過ごしてる?」
「みんなと一緒にいるの?」
聞きたかったことを一通り口に出したら、
涙が溢れて止まらなくなりました。
「今日もね、形見と一緒に来たんだよ」
今日は一人だから、
泣きたいだけ泣きました。
だって、悲しいんだもの
逢えなくて寂しいんだもの
心細くて仕方ないんだもの

今一番そばにいるのに、
その実感が持てない。
そこに、
愛猫の姿がないから。
逢いに来たのに、
いない。
亡くなるということ
その現実を、
頭では理解していても、
まだ心は受け入れられないままです。
そんな私だけれど、
昨日、母の部屋の網戸にセミがとまったことも、
今日、霊園へ向かう途中で降り出した雨が、
到着する頃には止んで、
お線香をあげる間は降ることなく、
車に戻って10分ほどで再び降り出したことも。
どちらも、
リアンが気を利かせてくれたことなんだと思っています。
奇跡なんかじゃない。
帰ってきてくれてるんだよね。
私はすぐに帰る気になれなくて、
しばらく車の中に留まっていました。
「今ならリアンの写真を見られるかな」
そう思って、スマホを取り出して写真を開いてみたんです。
でも、
数々の写真が目に飛び込んできた途端、
いろんなことが一気に思い起こされてきて。
何気ない日常のこと
リアンの毛並み
そのぬくもり
走馬灯のように蘇ってきて、
やっぱり見ることができませんでした。
「ごめんね、やっぱり見れない」
まだ、辛すぎて見られませんでした。
結局、12時になるまでの一時間半くらいを車の中で過ごして、
慰霊碑を後にしました。
「また来るからね」
そう言って。
今日も、
リアンに逢いに来たはずなのに、
姿がなくて寂しさが募ります。
それでも、
リアンが帰ってきてくれていると感じられることが、
せめてもの救いなんです。
最後まで読んでくださってありがとうございます🍀
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