愛猫を病院に預けた日、私たちにできることはひとつだけでした。
——ただ、待つこと。
去勢手術の日に起きたまさかの出来事と、そこで気づいたことをお話しします。
手術は午前中の予定…のはずが?
愛猫の去勢手術は午前中に行われる予定でした。
病院から「だいたいこのくらいの時間です」と
説明を受けていたので、私たち家族は家に帰ることはせず車で待機。
どこへ行くでもなく走り続けて病院からの連絡を待って過ごしました。
──が。
予定時刻を過ぎても病院からの連絡はありませんでした。
病院からの返答にびっくり
痺れを切らしてこちらから電話してみると、
「急病患者が来院したので、手術は午後になります」
との返答。
え?それなら電話一本くらいくれてもいいんじゃない?!
愛猫はずっとケージの中で心細くひとり過ごしてたってこと?!
……と、怒りと愛猫への同情が一気に込み上げてきました。
でも、
私たちにできることはなく、ただ病院の方針に従うしかなかったのです。
術後の愛猫、まさかの隠れんぼ生活
結局、再会できたのは夕方。
家に帰ると愛猫は服をかけてあるポールの下に潜り込み、
そのまま何日も出てこなくなってしまいました。
「こんなことになるなら手術なんてしなければよかった」
そんな思いが何度も頭をよぎりました。
もちろん、時間を巻き戻せるわけもなく、後悔したところで現実は変わりません。
飼い主にできることは“待つこと”だけ
だから私たちにできることはただ一つ。
愛猫が出てきてくれるのを、”ひたすら待つこと”。
近くにご飯とお水を置き、
反対側の少し離れたところにはトイレを用意しておきました。
とにかく静かな時間をつくって、
愛猫が安心して顔を出してくれるまで待ち続けました。
当時は一緒に暮らし始めて間もない頃だったから、
「リアン!」と呼んでも自分の名前だと認識できていたはずもなく。
それに、
私たちが“味方”だと理解してもらえているのかすら怪しい段階でした。
だからこそ、
こちらから無理に近づくのではなく、
愛猫のペースに委ねるのが最善策だと考えてひたすら待ちました。
少しずつ出てきてくれる喜び
そして少しずつ、
それは時間の経過とともに。
ポールの下からひょっこり顔を出してくれるようになったとき──。
あの時の「ホッ」とした気持ちは、今でも忘れられません。
この写真は見ての通り、トイレ中です。
こんなところまで追いかけて撮ってしまってごめんね。
その姿が可愛くてたまらないの。

あの日に学んだこと
もし愛猫と会話ができたなら、
あのとき何を思っていたのか聞いてみたい。
「オペ室のBGMが怖かった」とか
「ご飯はまだか」とか、
案外しょーもないことを言われたりして?
私にとってあの日は“待つことしかできない”を学んだ一日。
そして今では、
「あの不安で心配な気持ちも、家族になっていく過程のひとコマだったんだな」
と思っています。
最後まで読んでくださってありがとうございます🍀
今日も明日もボチボチと自分基準でいきましょう!
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