合同火葬を選んでもそれで終わりにできなかった|家族みんなで納骨を見届けた話

愛猫の合同火葬後に家族みんなで納骨を見届けた慰霊祭の霊園 🐾ニャンとの日々
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合同火葬を選んだあと、お骨はどうなるんだろう——そう、思ったことありませんか。

愛猫の眠る場所をこの目で確かめたい。
合同火葬を選んだけれど、こんな気持ちを抱えていました。

どこに納骨されるの——。慰霊祭はいつなの——。

施設への問い合わせでたらい回しにされても諦めなかった先に、家族みんなで立ち会えた日がありました。

市営の合同火葬を選んだいきさつや、そのときの本音は以前の記事に書いています。

たらい回しにされても諦められなかった3ヶ月の道のり

この日を迎えるまで、本当に時間がかかりました。

「お骨はどこに納骨されますか? 慰霊祭はいつですか?」

一緒に暮らしてきた家族なら、気になっても仕方のない想いだと思います。合同葬を選んだ身で、こういうことを問い合わせるのもどうかとは思いながら——そのためか施設と業者さんの返答は「あちらに聞いてほしい」とたらい回しでした。

諦めきれなくて、半月ほど置いてから再度連絡しても、また同じようにたらい回し。

それでも諦めず、さらに半月後にもう一度連絡すると——このとき重鎮らしき方が「慰霊祭の日程は予定の半月前にしか決まらない」と話をしてくださったおかげで状況がわかりました。

そのとき、おおよその時期と改めて連絡しても差し支えないか確認して、予定日の半月前にもう一度連絡して——やっと、慰霊祭という名の納骨日を教えてもらうことができたんです。

家族3人で慰霊碑に向かった日

朝早くから両親と3人で向かったのは小高い丘の上にある合同霊園で、広くて、緑が多くて——綺麗に整備されているところでした。

午後になって、慰霊碑前に一台のワゴン車がゆっくり入ってきました。
関係者の方々が、荷台から大きな白い袋を下ろしていきます——3つ。

慰霊碑の後方に置かれていく白い袋を見て、あの袋にお骨が入っているんだと感じました。

あの中のどれかに、愛猫が眠っている——。

そう思うと胸の奥がギュッと締めつけられました。
やっと、ここに来れた。
この日をずっと待ち続けてきたんです。

そして、ほどなくして慰霊祭は始まりました。

関係者の方が数名参列される中で、読経の声が駐車場にいる私たちの車の中まで聞こえてきました。
参列者の方々が、慰霊碑の前で一人ずつ手を合わせてくれていました。その姿を見たとき、合同葬という形を選んでも、見ず知らずの方が、こんなふうに手を合わせてくれる——そんな光景を目の当たりにして、涙が溢れてきました。嬉しくて、ありがたくて。「ちゃんと見ていてもらえている」という安心感で胸がいっぱいになりました。

ここに眠るのね——。
今日ここに来れて本当によかった。
リアンは独りじゃないからね。

家族みんなで来られてよかった それでも心に残る想い

両親と3人で来たのは、みんな見届けたい気持ちがあるのと、愛猫が寂しがり屋な一面も持っているからです。

夜、リビングのソファで愛猫が休んでいるとき、電気を消して私と母が一斉に母の部屋に移動すると——必ず「ニャー」って鳴きながら、追いかけてきてくれるんです。
独りになるのはいいけれど独りにされるのは寂しいと、愛猫が感じることを知っていたから私が構ってほしくて、わざとそうしてしまっていたこともあって(休んでいるのにあのときはごめんね)。


独りじゃないよ——。
両親も同じ気持ちでいてくれているのが、わかっていたから一緒に来られてよかった——
同じ時間、同じ場所にみんなでいることができてよかった。

それでも——少しだけ正直に書かせてください。

カリカリとおやつ、そして愛猫の抜け毛を入れた桐箱——お花と一緒に持って行ったんです。慰霊碑の近くにある休憩室でそっと取り出して、少しの時間だけでも愛猫に想いを馳せたかった。

でもそこが慰霊祭の会場になっていて入ることができなくて、母は車内で待機するって言って出てこなくて、その車内は雨上がりで蒸し暑くて…ゆっくりする時間がなくて。

——ごめんね、リアン。持って行ったのに、ひとつも出せないまま…。

それから、
慰霊碑の後ろの扉を開けて、お骨が納骨されるその瞬間を目に焼き付けておきたかったんです。でも、その様子が見える場所にはすでに別の車が停まっていて——どんな形で納骨されたのか、確かめられませんでした。

それでも——来てよかった。愛猫が丁寧にここで弔われているのを見届けられたから。

合同火葬を選んで、それで終わりにできなかった——そんな想いを抱いていた私の体験が、同じ気持ちを持つ方の元へそっと届いたらいいなと思っています。

最後まで読んでくださってありがとうございます🍀

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