母が昨日のことのように覚えている愛猫と出逢った夜の話に涙が止まらなかった日

📖愛しいリアンへ
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05:18 ☀️

おはよ、リアン
ご飯だよ、ごはん

ちょっと遅くなってごめんね
アラームで目が覚めたけど
スッと起きることができなかったの
すぐにごはんの支度をするね
いつものカリカリにお水、
それにおやつのちゅーるよ

昨日の雨も上がって
ひなたにいるとポカポカして
気持ちのいい日になったね

リビングの窓は開けなかったけど
日向ぼっこするには良さそう
もしかして
リビングの窓辺で
お昼寝していたかな?

今日も私は特に何をするわけでもなく
掃除と洗濯をした以外は
ずっとリビングにいたの

リアンの桐箱や小箱の隣で
ほとんどの時間を
ここで過ごしていたよ

日中、母がリビングにやってきて
世間話をしていたとき
リアンの話になってね
母はね
リアンと初めて会ったあの夜のことを
昨日のことのように
鮮明に覚えているんだって

リアンは通りかかる人の膝という膝の上に
乗っていたみたい
人懐っこい性格は
その頃からだったんだよね
すごくお腹が空いていただろうから
生きるために必死だったんだと思うと
泣けて仕方ないの
小さな体ひとつで
人を怖がっている場合じゃなくて
誰でもいいから
ごはんをちょうだいって

そんなふうに
健気に頑張っていたんだって思うと
涙が止まらないの

時を巻き戻したい

ほんの少し話し始めただけなのに
涙を止めることができなくて
リアンの想い出話を
続けることができなかったの

母も気を遣ってくれて
それ以上、話を続けなかったの

ねえ、リアン
今もすごく寂しくてたまらない
逢いたくてたまらないの

どこに行けば逢えるんだろうって
リアンの姿を探してしまうのよ

今夜あたりから冷え込むと思うから
このあと
リアンのベッドを出してくるね

いつもみたいに使って

私が部屋の電気を消したら
いつもみたいに父の部屋に行く?
それでいいんだよ
ベッドはちゃんと用意しておくからね

逢いたい

最後まで読んでくださってありがとうございます🍀

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