05:30 🌧️
おはよ、リアン
ご飯だよ、ごはん
今朝も起きられなくてごめんね
アラームには気づいたのに、
いつの間にかまた眠ってしまってた
ダメね、私
すぐにごはんの支度をするから、
もう少しだけ待っててほしいよ
いつものカリカリにお水、それからおやつのちゅーるね

昨夜は、
線状降水帯が発生する恐れがあるって、
天気予報だけじゃなくてニュースでも伝えられていてね
母も、いつになくソワソワしていたから、
本当に避難することになったときのことを考えて、
荷物をまとめたの
リュックに大切なものと着替えを入れて
そして、
リアンの小箱が入ったバッグは、
絶対に濡らしたくないから、
30L用のポリ袋を用意してね
もし万が一、
床下浸水になったら
まず「リアンの桐箱をカウンターの上に置く」
その動きを頭の中でシミュレーションして、
しっかり頭に叩き込んでね
そんなことを考えていたら、
全然眠れなくなってしまって
夜中まで起きていたの
そのときに、
母が以前言っていた言葉が
急に蘇ってきてね
「リアンがいるときに災害に遭わなくてよかった」
そう泣きながら母は言ってた
その言葉を思い出した途端、
胸が締め付けられるように苦しくなって
枕元に置いてある、
リアンの小箱が入ったバッグに顔を埋めて、
泣いたの
急に、
「リアンはいないんだ」っていう現実を
突きつけられたような気がして
災害からリアンを守ることを考えてきた
そのことを想えば想うほど、
もうリアンを抱きしめて守ることができない現実を
思い知らされるようだったの
それでもね、リアン
私は、
ここにいてほしいの
いつでも、
ここにいてほしい
その気持ちは、
今も変わらないよ
逢いたい
最後まで読んでくださって、ありがとうございます🍀


