我が家のボス🐈⬛との出会いは、今から16年前の今日でした。
その夜、母と一緒に近所のドラッグストアへ出かけたときのこと。
駐車場の片隅で痩せ細った真っ黒な仔猫が、
まるで物乞いをするかのように通りかかる人に向かって
「ミャーッミャーッ」と鳴き続けていました。
それを見ていた母が、たまらずこう言ってきました。
「何か食べさせてあげたい」
「でも、もしあげるなら…ちゃんと飼ってあげなきゃ」
母はそれでも、痩せた小さなその黒猫を放っておけない様子。
私も無責任なことはできないと思いながらも、
結局おやつを買いにドラッグストアへ引き返しました。
仔猫は驚くほどの勢いでおやつをペロリと完食。
そんな姿を見て「良かった!良かった!」
お腹いっぱいになった様子に、ホッと一息。
──さて、この後どうする?
置いて帰る? それとも抱いて帰る??
二人とも決められず、顔を見合わせる‥。
私:「よし!呼んでみて、もし車に乗ってきたら連れて帰ろう!」
決められないなら、もう本人(仔猫)に委ねようじゃないか!
言葉も通じない相手に意思疎通を試みる、ちょっとおバカな作戦〜☝️
運転席に座ってドアを開けたまま、手招きしてみたら──
そのままスルリと車に乗り込んできたんですよ!!
なんと勇気ある行動!!!
こうして、我が家にボスがやって来たのです。

うちは貧乏だけど、愛情はタップリ注いじゃるからね😄
今夜からは家族だよ。
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