保護猫リアンを迎えたときの
「市役所登録」と「去勢手術」の話しです。
──と書くと、なんだか堅苦しいかな?
住民票ならぬ“猫民票”をゲット!
猫を迎えるときに必要なのが市役所への登録。
人でいうところの“住民票”みたいなものですね。
「これは忘れちゃいけない!飼い主の義務だ」と、
早めに届け出を済ませたはず。
……土曜だったのか平日有休だったのか、
16年も前のことだから記憶は曖昧だけど、
でも冊子と登録番号札をもらったことは、
ちゃんと覚えてます。
この小さな丸い番号札は、リアンの“お守り”。
これを首輪につけてます。
もし災害や事故ではぐれてしまっても、
必ず私たちの元に帰ってこれるようにと願いを込めて。
しかも
「お守りつけようね〜」と声をかけながら着けるせいか、
リアンは嫌がるどころかおとなしく装着させてくれます。
……なんだろう、もしかして“おしゃれアイテム”だと思ってる?
♪───O(≧∇≦)O────♪
冊子に書かれていた「去勢手術」のすすめ
市役所でもらった冊子には
「去勢手術を受けましょう」の一文が⚡️
正直なところ、それを読んだ瞬間は
とてもショックでした。
「まだこんなに小さな体なのに、
そんなことをしなければならないの?」と
ものすごく切ない気持ちに(/ _ ; )
結果的に、
私は去勢手術を受けさせることに決めました。
けれど、その決断に至るまでには
本当に悩みました。何日も。
簡単には答えを出せませんでした。
それでも手術を決めたワケ
なぜ踏み切ったのか?
それは
「リアン自身が辛くないようにしたかったから」
です。
発情期になると外に出たがったり、
「にゃおぉぉ〜ん」と大声で鳴いたり、
スプレー行為をするようになる、
ともらった冊子にも買ってきた本にも
書いてありました。
それはリアンにとってのストレスだし、
一緒に暮らす私たちにとっても負担になる。
だからこそ
「リアンも私もハッピーに暮らすためには必要!」と
納得して、手術をお願いすることにしました。
病院に預けた日の胸の痛み
手術当日、リアンを病院に預けて帰るとき。
小さなゲージに入れられ、
不安げなリアンを残して帰るのは
本当に辛かったです。
「寂しくないかな」
「怖いだろうな」
「痛い思いをさせたくないのに」
飼い主として本当に胸が裂ける思いでした。
手術が終わるまで、父と母と私は家に帰らず
そこら辺を車でウロウロして時間を潰しました。
ただ、近くにいたいって一心で(T ^ T)
でも今となっては、あのときの手術は
「幸せに暮らすためのステップ」だったと思えます。
その証拠にリアンと過ごす毎日は、
穏やかで幸せと癒しに満ち溢れているからです!!

↑これぞ “頭隠して尻隠さず”
辛さを乗り越えた今は「幸せエピソード」に
あのときの手術も、登録番号札を与えられたことも、
全部ひっくるめて「リアンと暮らすための第一歩」。
登録番号札は、今もリアンの首輪に。
「これが自分を守ってくれるんだ」って
分かっているみたい♪( ´▽`)
ニャンコを迎えると、
登録や去勢手術は避けては通れないステップ。
切なくて辛い気持ちになるけれど
でも「うちの子を守るため!」と考えれば、
全部が大事なプロセスに変わるはず。
リアンは今日も首輪の“お守り”を揺らしながら、
家の中をウロウロ。
私はその姿を見るたびに
「あぁ、幸せだな〜」と思ってます。
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