40代で介護業界に転職!半年で迎えた“ご褒美デー”のはずが…
40代にして希望の介護業界の事務職へ転職。
慣れない毎日にヘトヘトになりながらも、
半年が過ぎたころ──。
ついに!ついにっ!
念願の“有休10日”が付与されました〜!
やったぜ、私!👏パチパチ〜!
思わずガッツポーズ。
だって、
これまで土曜出勤までして仕事を片付けてきたんですもの。
そろそろ私だって休みたい。
疲れも溜まってるし、
入社当時に比べたら介護保険の仕組みもだいぶ覚えたし、
場数踏んで処理スピードも上がったし。
「一日くらい休んでもバチは当たらないでしょ😅」
なんて思う余裕も生まれてきたわけです。
初の有休届け!ワクワクの3連休計画
初の有休届けを提出!
仕事に支障のない日を選び、金曜日の休みに決定。
金・土・日で夢の3連休〜✨
提出先は、もちろん女社長。
フツーに「はいはい」と受け取ってもらい、
あとはその日を迎えるのみ……の、はずでした。
まさかの社長からの“お願い”
ところが!
有休予定の1週間ほど前になって、
女社長から相談?を持ちかけられました。
「休み、変わってもらえない?」と。
え?なにか特別な事情でも??
(よっぽどのことなんだろうな…)と思ったので、
特に理由も聞かずに
「はい、わかりました」と答えてしまったんです。
──はい、この出来事がきっかけになりました😇
真相は“社長一族の家族旅行”
ふたを開けてみれば理由は……
毎月恒例の「女社長の家族旅行〜✈️🚄」。
しかも、
女社長の子どもたちも同じ施設で働いているので、
誰がどう休んでいるのかは丸わかり。
「はいはい、家族旅行でお休みなんですね」って、
嫌でも分かっちゃうんですよ💧
ちょっと待ったーーーーーーっ🖐️

私の楽しみにしていた休みは、
社長ファミリーのレジャーに消えたんかいっ!
社長一族が休みを満喫している間、
私はせっせと留守番仕事。
……これじゃまるで奴隷デスネ( ̄ー ̄ )
半年経って初めて感じた「馬鹿らしさ」
半年間必死に喰らいついてきたけど、
初めて心の底から「馬鹿らしい」と思いました。
最初の半年は必死すぎて
余計な感情を抱く余裕もなかったけれど、
この一件で一気に冷めました。
「正社員で転職できた!」と喜んでいた自分が情けない。
なにをそんなに“正社員”にこだわっていたんだろう?
正社員の何がそんなにいいんだ?
このまま奴隷のように働き続けるのか?
そんな疑問が止まらなくなって……
そして決断
気づけば、
ここにいたら「時間がもったいない」という
感情を抱くようになっていました。
この半年の間に
介護保険の仕組みも学んだし、
介護施設の“裏事情”も垣間見れたし。
だから、女社長に伝えました。
──「辞めさせてほしい」と。
40代後半での転職。
半年で得たのは、有休よりも大きな気づきでした。
“正社員”という肩書きに縛られて、
自分を奴隷にしていたのは、
他でもない自分自身だったのかも。
  
  
  
  
    
