片時も離れたくない、一緒にいたい
私はどこへ行くにもリアンと一緒がいい
片時も離れたくない――
リアンは、自分から外に行くのは好きだけど
「連れて行かれる」のは嫌がるよね
それは分かってる、でもごめんね
それでも私は、
どうしても一緒にいたいの
バッグの中に忍ばせているもの
私は2月中旬あたりから、
バッグの中に紙製の箱を入れています
小さな箱には、フワフワのままでいてくれた
白、黒、茶色――
リアンのいろんな色が揃った、大切な抜け毛たち

そして小さな箱の横には――
リアンがよく遊んでいたネズミのおもちゃ
お守りとして首につけていた首輪
抜け毛で作った、小さなボール
そして、たくさんの抜け毛たち
それらをひとつの箱にまとめて、
直射日光を通さないアルミホイルで包んでから
雨などで濡れないようにジップロックに入れて
私は一緒に出かけます

揺れないように、壊れないように
いつもはリュックの中
でも、
保冷バッグに入れ替える時もあります
スーパーのようなちょっとした外出や、
少し歩く日には――
できるだけ負担がかからないように
歩くたびに揺れて、
抜け毛が固まってしまわないように
手にしっかり持って歩くようにしています
世界にたったひとつだけのものだから
これは――
唯一無二で、
世界にたったひとつしかなくて、
失ったら二度と手に入らないもの
私にとって、
何ものにも代えがたい、大切な存在です
あのぬくもりに触れるように
小箱の中の抜け毛たちの他にもたくさんの抜け毛があって
たくさんの抜け毛たちに、そっと手を埋めるとき――
それは、
リアンのお腹を撫でていたときの感触が蘇ります
しばらく触れていると、
ほんのりと温かくなってきて
”リアンがここにいる”って、
そんな気持ちになるんです
リアンを守っていたこの抜け毛たちは
いま私の気持ちを守ってくれているみたい
近くにいると想えるだけで
寂しくて、逢いたくてたまらなくなると――
そっと、抜け毛たちの匂いを嗅ぎます
そこにはリアンの匂いがあるから
近くにいるように感じられる
温かさと匂いに包まれると
胸の締め付けが強くなるような
和らぐような不思議な感覚になります
今日はここまで
こうして書いているだけで、
涙が溢れてきてしまって――
逢いたくて触れたくて堪らなくなります
今日は、ここまでにしますね
最後まで読んでくださってありがとうございます🍀
