転職先での独り立ち初日——。「よし、何かあれば連絡すればいい」と思っていたら、その連絡手段がほぼ存在しない職場でした。
独り立ちの日がやってきた
ついにやってきました、私の”独り立ちデビュー”。
これからは分からないことがあったら、別の施設に異動した笹木さんに連絡しながら仕事を進めていけばOK——そのはずでした。
ところが、どっこい。
ここから大きな壁にブチ当たるのです。
電話もメールも使えない職場の現実
真っ先に思いついた連絡手段は電話。
でも、この会社の電話回線は施設ごとに1回線だけ。
「嘘でしょ…」と思わず声が出ました。
固定電話を使って教えを乞うことは不可能です。
ならばメール!と思いきや、社内でメールアドレスを持っているのは会社の代表と社長だけ。
「え、本当に?」——個人アドレスなんて存在しません。
ITツールも、ネットも使えなかった
社内チャットやIPメッセンジャー?もちろん未導入。
ネットは一応繋がってはいるけれど、検索履歴がチェックされると聞かされて、使うのもためらってしまいます。
令和のこの時代に、もはや文明の利器ゼロな職場でした。

送迎用ケータイ作戦が登場
そんな中、笹木さんが閃いてくれました。
「送迎車用のケータイがあるよ。各施設に6台あるから、1台をやりとり用にしよう!」
「さすが笹木さん…!」と思ったのも束の間。
送迎ケータイは朝・昼・夕の送迎時に持ち出されます。
急に出動することもあるから、いつも笹木さんが出るとは限りません。
タイミングが悪ければドライバーさんが出てしまい、業務はストップ。
LINE交換→社長から禁止令
「もうLINEを交換しよう!」
そうすればいつでも連絡できる——と安心したのも束の間でした。
ある日、社長からお達しが来ました。
「LINEは使わないでくれる?聞きたいことがあったら私に聞いて」
……社長、日中ほとんどいないじゃないですか。
こうして私の独り立ちは、連絡手段ゼロという絶望的な環境へと突き進んでいくのでした。
40代後半、それまで17年勤めた会社を辞めての転職。
会社が変わると、こうも環境が違うのかと——驚きと戸惑いの連続の日々でした。
最後まで読んでくださってありがとうございます🍀
今日も明日もボチボチと自分基準でいきましょう!
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