1ヶ月しかない引き継ぎ期間に事件発生!
新しい職場に勤め始めて2週間。
「さあ、これから本格的に引き継ぎスタート!」と思った3月のある日。
事件は唐突に起きましたよ💧
先輩事務員の笹木さんのお子さんが、
まさかのインフルエンザに感染 (*_*)
「保育園内で流行り出しているらしい」と
噂は聞いていたけれど、まさかこんなに早く感染するとは…。
私の引き継ぎはどこへ…?
当然ながら、笹木さんはお子さんの看病で休みがちに。
それは仕方ない。
小さなお子さんの体調が最優先なのは理解するし。
でもね。
──私の貴重な引き継ぎ1ヶ月間は、どうなるの (/ _ ; )?
置き去りにされた私は「未知の世界でサバイバル」状態。
業務は待ったなしで押し寄せてくるし。
利用者情報の管理ひとつにしても、
新規・解約・移転・休止・中止・再開・復活…
一度聞いただけでは、もはや呪文。
頭に全然入ってこない。
右から左へすぅ〜っと流れちゃう。

パニック連発!電話の嵐
「分からないことは遠慮なく連絡してね」
と笹木さんは言ってくれていたけど
看病中に電話するなんて罪悪感がすごい。
とはいえ、
やり方を知らなければ仕事は進まないし。
この処理はどうやるの?
え、その専門用語どこの国の言葉!?
ファイルって、どこにあるの〜〜!?
──こんな調子で、私は毎日パニックの連続。
結局のところ
「すみません、また電話です…」と
1日に何度も笹木さんに連絡。
パニックに陥ってる私に
彼女はいつも落ち着いた声でこう言うんです。
「大丈夫、大丈夫。なんとかなるから!」
いやいや、ならないんですよ〜!?(心の叫び)
でも不思議と、
その言葉に救われる自分もいたんです。
まさかの第2波!担当者まで感染
そして、慌ただしく日々は過ぎ──
まさか、まさかの事態。
今度は看病していた笹木さん自身が
インフルエンザに感染 ((((;゚Д゚)))))))
「うそでしょ!?もうやめてぇぇぇ〜〜!!」
思わず心の中で絶叫。
ただでさえギリギリの引き継ぎ期間なのに、
これはさすがに予想外。
いやっ、予想していなきゃダメだったか?
「この先どうなるの!?」と、
もはや笑うしかない境地に突入。
一番の引き継ぎは「なんとかなる精神」
けれど今になって振り返ってみると、
この一連のドタバタ劇は、
私にとって“仕事の厳しさ”と同時に
“人の温かさ”に触れる経験にもなったなあ。
頼れるのは笹木さんだけ、
という孤独感の中で、いつもかけられた
「大丈夫、大丈夫。なんとかなる!」
という言葉の安心感。
きっと、この先どんな職場に行っても、
初めての環境だから右往左往するでしょう?
そんなとき「なんとかなる」
と笑える余裕を持てるかどうか──。
…もしかしてこれが一番大事な
引き継ぎだったのかも〜笑
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